ホ ク ト ベ ガ
通算成績

42戦16勝

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厩舎 美浦・中野隆良
ナグルスキー 馬主 金森森商事
タケノファルコン 生産者 浦河町 酒井牧場
母父 フィリップオブスペイン 誕生日 1990年3月26日生

トントン拍子に

デビューから3戦を終えてダート戦のみで3戦2勝で2着1回だったホクトベガ。

初めての芝にも関わらず、フラワーカップで重賞勝利を成し遂げたのがとても印象的であった。

ひょっとしたら、、、そんな気持ちを抱かせるようなレースでした。

ベガと初対面

フラワーカップで4戦3勝としたホクトベガは桜花賞に出走した。

桜花賞では同期に※1ベガがおり初めてのベガベガ対決となった。

※1ご存知ない方のためにベガとは、1999年日本ダービー馬 アドマイヤベガ、アドマイヤボスのお母さんです。)

フラワーカップで余裕のある勝利を収めたホクトベガを応援していた。

1番人気はベガ。ホクトベガは6番人気でレースを迎える。

直線満を持してベガが先頭に立つ。外からヤマヒサローレル、マックスジョリーもやってくる。

外からユキノビジンが迫って来る。内ベガ、外ユキノビジン!

ホクトベガは先頭争いから遅れること0.5秒差の5着に敗れた。

8キロの馬体減が大きく響いたようだ、このとき私は、ホクトベガは輸送に弱いという認識を持った。

関東ならば!

牝馬クラシック第2弾オークスでは桜花賞を制したベガが一番人気だった。

ホクトベガは桜花賞の6番人気より一つ上げて5番人気の支持を集めた。

今度は輸送のない関東での競馬。

桜花賞よりはやれるのでは!と考えてましたが

レースは最後の直線でユキノビジンが先頭に立ち外からベガが馬なりで先頭に並びそのまま押し切る強い競馬。

奇しくも上位1,2,3着は桜花賞と同じ着順であった。ホクトベガは距離が長かったのか?6着に敗退。

 

秋は当然エリザベス女王杯を目指すためにホクトベガは頑張る。

だがクイーンSでは桜花賞。オークス2着のユキノビジンに負け2着。

さらにローズSは苦手の輸送が響いたのか馬体重も10キロ減らしてしまいスターバレリーナ3着に敗れてしまった。

 

ベガといえばベガ

本番エリザベス女王杯。「勝負付けは済んだ」「距離が長い」と思われたふしからホクトベガの株は急降下でなんと9番人気という低評価を受けてしまう。

(私が友人に「ホクトベガはどうよ?」と問い掛けると「ホクトベガにこの2400mは持つのか?同じ距離のオークスでも見せ場もないし、同じベガなら休み明けでもホクトベガよりもベガの方が上だろう?」との返答、「ベガといえばやっぱりベガでしょう!」まで言われた、、、←こんな意見の方が多かったのではありませんか?。まあそういわれれば9番人気もわかるような気もしましたが、、、)

 

レースは最後の直線で馬場の真ん中を軽快にノースフライトが先頭に立つ。

外からベガ!しかし内から白い帽子ホクトベガも伸びて来ている!!低評価をあざ笑うかのように、、、

有名な実況ですが

先頭はホクトベガ!「ベガはベガでもホクトベガ!!」

 

1着 ホクトベガ

2着 ノースフライト

3着 ベガ

(本命はノースフライトと考えた私はホクトベガも気になっていたので△を打ってました。しかし馬券を買おうとするとお金が足りなかったので一点減らしてもらいました。それが当たりとなってしまった、、、今でも私の脳裏には深く「不覚」と焼きついています。ちなみに馬連配当は256.5倍、、、)

京 都 「 エ リ ザ ベ ス 女 王 杯 」  (左) ホクトベガ (右) ノースフライト

 

エリザベス女王杯を勝利しG1馬として関東に帰ってきたホクトベガはターコイズSに出走してきた。

結果は3着とG1馬にしては物足りないものだった。

 

ダート戦唯一の大敗

年が明けて5歳になったホクトベガは久しぶりのダート戦平安ステークスに出走してきた。

苦手だった輸送もエリザベス女王杯で克服し、ダートではここまで3戦2勝、2着1回と完璧であった。

ファンもそのあたりはよく知っていてホクトベガは2番人気に支持された

だが結果は全く見せ場もない1.5秒差の10着に惨敗。今から思えばなんで負けたのでしょうか?

やはり輸送が敗因だったのでしょうか?

 

 

中山牝馬Sは4着、京王杯SCは5着。

どうもイマイチ勝ちきれないレースを繰り返した

 

久々の美酒!

ホクトベガは北海道に遠征する。札幌日経オープン、札幌記念と連勝。北海道の水が合ったのでしょう。久々に強いホクトベガを見ました。

その後の函館記念は一旦先頭に並びかけるも最後はばててしまい0.5秒差の3着に敗れてしまった。

北海道完全制覇はなりませんでしたが頑張ってくれました。

スランプ?

札幌で久々に勝利したホクトベガでしたが、その後はさっぱりで毎日王冠9着→富士ステークス6着→阪神牝馬特別5着と寂しい成績だった。

障害入り??

年が明けて6歳になったホクトベガはAJCCでは久々にホクトベガらしい競馬で2着。この頃にわかに噂された障害入りという話はこのAJCCの好走でなくなりました。

大敗はしない。

その後の中山牝馬ステークスでは斤量に敏感にも関わらず、トップハンデ57.5キロを背負いアルファキュートには負けはしたものの0.1秒差の2着と斤量差を考えれば健闘の部類でしょう。この2着は立派です。

牡馬混合戦はちょっと辛いのでしょう。中山記念は勝ったフジヤマケンザンから0.5秒離された8着に敗退。

続く京王杯SCでは外国からの遠征馬も出走してきていて厳しいかなと思ったのですが、勝ったドゥマーニから0.2秒差の3着と大健闘。この距離にも適性があった。

エリザベス女王杯で勝利を飾ってから1年半振りのG1の舞台。安田記念に出走してきたホクトベガ。前の年には同期のノースフライトが安田記念を勝っている。

ホクトベガも続きたいところだったがはハートレイク、サクラチトセオーなど牡馬一線級相手には厳しかった。

わずかに0.3秒差の5着に敗退した。

後編へ続きます

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